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手汗をたくさんかく人で、手がよくむくんでしまうという場合、「手汗が原因で手がむくんでいるんじゃないか」と思うのは当然のことだと思います。
でも、はたして手汗とむくみに直接的な関係はあるのでしょうか?

手汗とむくみ、双方のメカニズムを知ると見えてくることがあります。

身体がむくむメカニズム

そもそも「むくみ」とは何でしょうか。
むくみは漢字で「浮腫み」と書き、皮下組織の細胞と細胞の間に何らかの影響で水分が溜まってしまう状態を表します。
これによって顔や足などがパンパンに腫れてしまうわけです。

むくみの原因となる水分は血管からにじみ出るものです。
本来はこの染み出る水分量と、血管が吸収する水分量が一定であるはずなのですが、そうでない場合には細胞間の水分量が多い状態になってしまいます。

なぜ水分量が一定でなくなってしまうのか、その原因となりそうなものを以下に挙げておきます。

運動不足によるむくみ

血管は心臓のポンプによって全身を巡っています。
ただ、二足歩行の人間にとって、どうしても重力の影響で血液は足にたまりやすいもの。

この時、普段から運動をしている人なら足の筋肉によって血液を心臓に送り返す力が備わっていますが、運動不足の人の場合は十分に送り返せないことがあるのです。

そのため、普段運動をしていない人が少し立ち仕事をした時などに足がむくむという現象が起きてしまいます。

生活習慣によるむくみ

血液やリンパ液、汗を含む水分をコントロールしているのは自律神経です。
自律神経は運動不足や、睡眠不足、そして食生活の偏りによって簡単にバランスを崩してしまうもの。

つまり、普段から生活習慣が悪い人の場合は全身がむくみやすい体質になってしまっていると言えるのです。

病気によるむくみ

むくみの中には病気を原因とするものもあり、むくみがそのサインとなっていることも考えられます。
心臓や腎臓に関わる病気、または薬の副作用などによってむくむことも。

気になる症状がある場合は病院を受診するようにしてください。

手汗をかくメカニズム

むくみは細胞間の水分によって引き起こされますが、手汗をたくさんかいたからといって細胞間に水分が溜まるわけではありません。
では手汗とむくみは全く関係がないのかというと、そんなこともないのです。

手汗をコントロールしているのは自律神経

人間が汗をかくときには暑い時、緊張した時、辛い物を食べた時の3パターンがあげられます。
主に手汗は緊張した時(または興奮した時)に現れる精神性発汗が原因と言われています。

精神性発汗は太古の人類が狩りをしていた頃の名残で、緊張状態や興奮状態の時に手足を湿らせることで速く走れたり、木に登ったり、物を投げたりするのに役立てていたんだとか。

ただ、現代でもそうですが、手汗の出る出ないを自分の意志ではコントロールできません。
手汗をコントロールしているのは自律神経で、このうちの交感神経が活発になった時に発汗が促されるのです。

手掌多汗症は自律神経の乱れが疑われる

緊張や興奮といった状態にないにも関わらず手汗が出てしまう人は、手掌多汗症のおそれがあります。
手掌多汗症の根本の原因は人それぞれ違うので断定できませんが、発汗のメカニズムは通常の発汗と変わりません。

問題は自律神経のバランスが崩れ、発汗コントロールがうまくいっていないことにあると思われます。

つまり、手足のむくみも手汗が多く出てしまうことも、自律神経のバランスが崩れていることに影響されている可能性があるわけです。

手がむくむ程、汗をかく場合には

もしも手がむくむほどに手汗をかいてしまい困っている場合に、それが病気を原因とするものでなければ、生活習慣の改善や睡眠、運動といったところから解消していけるでしょう。
また、手汗に関してのアプローチであれば、以下のような方法でも対策を打っていくことが可能です。

病院で相談してみる

手汗に関しては皮膚科に相談をすることで対処法を提示してもらうことができます。
それは心理カウンセリング(精神的に手汗を気にしないようにさせる)といったものから、薬によって手汗を止めるもの、場合によっては交感神経遮断の手術を提案されるかもしれません。

ただし、手汗を表面的に解消したところでむくみが取れるわけではありません。
ですが、大量の手汗の根本原因を解決することは、むくみの解消にもつながってきます。

また、むくみが病気に端を発する可能性があることを考慮しても、病院の医師にむくみについても相談することで何らかの病気を早期発見できる可能性もあるため、相談をして損をするようなことはないでしょう。

軽度であれば制汗剤が便利

また、あくまで手汗を止めるという方法に関してですが、とても手軽な方法として手汗用の制汗剤を使うことが挙げられます。
手汗用の制汗剤はネット通販などで買う事ができますし、気になったシーンで気軽に使えるため便利です。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。