Pocket

自分の手汗を意識したのが学校のテストの時、という人も多いでしょう。
テストに集中していて、ふと気づいた時に用紙がヨレヨレになってしまっていた・・・。
そこから集中力が少しだけ削がれてしまい、提出する時にも少しだけ恥ずかしい思いをした。

学校のテストぐらいなら問題ないですが、入試本番や企業の試験の時、特にマークシートのように特定の場所を塗らなければならない場合なんかにこの現象が起きてしまうと人生を左右しかねません。

いったいなぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。
また、対処法についてまとめました。

テスト中に手汗をかいてしまう原因

テスト以外の時も手のひらに汗を多くかいてしまう人も、テスト中だけ手のひらに汗を多くかいてしまうという人も、原因は「精神性発汗」であることが考えられます。

人間が汗をかくのには理由があって、大きく2つの原因に分けられます。

1つは「温熱性発汗」というもので、外気温が高くなったり運動したりすることで体温が上昇すると噴き出る汗を指します。
体温が上がり過ぎてしまうと命の危険にさらされるため、本能的に体は汗を分泌し、汗が体の表面に出てきたときに蒸発するエネルギーを利用して体温を下げてくれているわけです。

ただ、テスト中には頭の中は熱くなっているかもしれませんが、決して体温が高いとか暑いということはなかったはず。
暑くなくてもかく汗が2つめの原因「精神性発汗」です。

精神性発汗とは

私たちはスポーツ観戦やゲームに熱中している時など、ドキドキするような時には手のひらに汗をかくように体ができています。
また、大勢の前でスピーチをしなければならないような緊張する場面でも同様です。

これは体の血管や汗腺をコントロールしている交感神経が関係しています。

交感神経は体がアクティブになるときに活性する自律神経で、太古の人類は狩りをする時や天敵から逃げるときなどに交感神経が優位にたち、手や足に汗をかかせて滑り止めにしていました。
手が湿ることで木に登りやすくなったり、武器を使うのに滑らなくなります。
足が湿ると走るときの踏み込み強度が増すわけです。

現代において私たちは天敵から逃げたり狩りをする機会はなくなりました。
普段走るときも滑り止め機能がついた靴を履いています。

それでも交感神経が優位に立つ時に手足が汗ばんでしまうのは、体としては天敵から逃げる時もみんなの前でスピーチする時も同じく「交感神経が刺激された」と判断するためです。

このように、ドキドキしたり緊張したりといった交感神経が刺激されることで発汗する作用を精神性発汗と呼びます。

テストは潜在的に不安である

そうはいっても、テスト中にドキドキしたり緊張したりはしていないと感じるかもしれません。
それでも手汗がじっとりしてしまうのは、潜在的な不安が影響している可能性もあります。

たとえば「テストの結果が悪かったらどうしよう」というような不安もそうですし、過去に何らかの失敗をしていたことが関係していることも考えられます。

精神性発汗はそうした不安にも敏感に反応してしまうため、自分ではドキドキするような場面ではないと思っていても手汗をかいてしまうことがあるわけです。

テスト中の手汗解消法

ではテストの時の手汗を治す方法にはどんなものがあるのでしょうか。

交感神経を遮断する手術によって完全に手汗自体をカットしてしまうことも可能ですが、安易に手術をするべきではないと思いますし、後遺症の可能性を考えてもオススメできません。

私は当初、ペンを持つ方の小指を立ててテスト用紙と手の間に隙間をつくることで用紙を濡らさないようにしていましたが、かなり効率が悪いので逆にテストに影響してしまいました。
そこでハンドタオルを持参するようになり、これを手と用紙の間に挟んでテストを受けるなどしたものです。

ただし、場合によってはカンニングを疑われてしまうことにもなり兼ねませんし、結局ハンドタオル自体が湿ってしまい、用紙もヨレヨレになることは避けられませんでした。

または大きめの消しゴムを用意して手と用紙の間に挟むという方法で回避する人もいるそうです。

いずれにしろテストに完全に集中できる環境ではないですし、手汗が止まるわけではありません。

テスト中の手汗を止めるには

手汗を自然と止めるためには前述の「潜在的な不安」を取り除くことが必要になります。
これは長い期間をかけて、自分自身に「このテストの結果ぐらいで不安になることはない」と言い聞かせたり、「手汗なんてたいしたことない」と思わせることで徐々に手汗を抑えていける方法です。

それよりも簡単に抑えるためには手汗用の制汗剤を使う方法もあります。
手汗用の制汗剤は手のひらの汗腺を狭める作用があるので物理的に手汗をかかなくさせる最も手軽な手段です。

根本的に手汗をかかなくさせるわけではありませんが、テストの日のように手汗をかきたくない日だけ事前に手のひらに塗布しておくなどで手のひらからの発汗が抑えられるため重宝します。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。