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特に暑いわけでもないのに、よく手汗をかくようになった・・・。
手汗のせいで日常生活に支障をきたしだしている・・・。
そんな悩みを抱えている方は自律神経失調症を疑ってみる必要もあります。

いったい自律神経失調症とはどういった症状なのでしょうか。
また、自律神経失調症になってしまった場合の手汗対策方法についてまとめます。

自律神経失調症とは

自律神経失調症は正式な病名ではありません。
自律神経のバランスが崩れておこる体の不調、心因性の精神症状に対して自律神経失調症という名前を付けて呼んでいるだけです。

自律神経というのは私たちが意識せずに働いてくれる神経のこと。
たとえば呼吸をしたり、心臓を動かしたりといった部分はだれしも意識的にコントロールして行っていない体の働きです。
こういった部分を担ってくれているのが自律神経であり、いわば私たちをサポートしてくれている「もう一人の自分」のような存在です。

自律神経は血液の流れや発汗もコントロールしていることから、自律神経バランスが崩れることで手汗が多く出てしまうことが考えられるのです。

原因

では自律神経失調症になってしまうのは何故かというと、人によって異なり、原因も多岐に渡ってしまうため一概には言えません。
ただ、血液の流れをコントロールしていることから、血液の流れが悪くなることで自律神経のバランスが崩れやすくなるということは共通の現象です。

血液の流れが悪くなる原因は食生活の偏り、睡眠不足、運動不足、ストレスなどが挙げられます。
ストレスを抱えがちな会社員は自律神経失調症になりやすいと言っても過言ではありません。

また、血液は性ホルモンを運ぶ役割もあるため、自律神経と性ホルモンのバランスというのも密接にあります。
女性の場合は月経周期の影響で女性ホルモンのバランスが崩れやすく、同時に自律神経バランスも乱れてしまい、自律神経失調症になりやすいと言われています。

病状

自律神経失調症の症状としては、頭痛や口の乾き、立ちくらみ、吐き気、火照り、だるさ、胃の不快感といった身体的なものから、不安感、倦怠感、憂鬱といった精神的なケースまでさまざまです。
その中に多汗もあげられ、手汗や脇汗といった特定の部位から汗が多く出てしまう症状が現れます。

また、その症状の出方も個人差があり、体質にもよるため、本人が気づいていないだけで実は自律神経失調症であるという人も少なくありません。

このような点から「こういう症状が出たら自律神経失調症」とは断定しづらく、体の不調があった時に「自律神経失調症だった」となる場合もあれば、他の病気の可能性もあるため判断は難しいところです。

自律神経失調症による手汗について

自律神経失調症と手汗の関係性は、前述している通り発汗をコントロールしているのが自律神経であるという点から説明がつけられます。

自律神経には活動を司る交感神経と、休息を司る副交感神経が存在しています。
リラックスしたり、眠ったりしている時には副交感神経が優位にたち、体を休息させるようになっている反面、敵に襲われそうになって戦わなければならない、または逃げなければならないといったような興奮している場面では交感神経が優位に立って体を活動モードにさせるという両極性を持っているのです。

交感神経が活発になると人間は手のひらに汗をかくようにできています。
緊張したり、不安になった時には手がじんわりと汗ばんだ経験がある人も多いのではないでしょうか。

これはだれしもが平等に持つ機能であるため、汗をかくことが普通なんですね。
ただ、自律神経のバランスが乱れているような状態だと、交感神経が少し反応しただけでも手汗がどっと出てしまうような異常事態になっている可能性があるわけです。

これが自律神経失調症と手汗の関係です。

解決方法

自律神経失調症による手汗でも自分自身でできる対処法があります。

自分自身でできること

自律神経失調症によって手汗が多くなってしまっているのであれば、自律神経のバランスを整えるということができればおのずと手汗も抑えられる方向に向かいます。

自律神経のバランスを整えることを考えたら、生活習慣の改善が欠かせません。

生活リズムを整えるには、まずは睡眠です。
夜10時には眠りにつくようにし、少なくとも夜中の2時までは熟睡できるようにしましょう。

というのも、この時間に人間は成長ホルモンが多く分泌されるため、体の不調をある程度修復してくれる働きがあるからです。
性ホルモンのバランスを整えるのにも有効ですし、血流も良くなります。

10時になんて寝られないという人はとりあえず今よりも早くに目覚めるようにし、朝日をしっかりと30分以上浴びるようにしてください。
また、寝る前にお風呂に入ることでリラックスし、副交感神経が優位に立てば自然と眠気が現れます。

睡眠と同時に日常生活での食べ物も見直していきたいところです。
肉料理が中心だったり、辛い物を好んで食べているとどうしても汗はかきやすくなるもの。
野菜中心の食事にする、一日三食必ず食べる、食べる量を調節するなど無理のない範囲で改善していきましょう。

発酵食品や食物繊維も腸内環境を良くしてくれ、結果的に自律神経のバランスを整えてくれるのでオススメ。

そして適度な運動をする、仕事でストレスをためないようにする、普段から感情をため込まないようにするなども大切です。

ただし、こうした改善策を試したところで手汗を収める即効性はありえません。
手汗をすぐに抑えたい時には手汗用の制汗剤を用いるなどして、都度抑えながら症状の改善を心がけていく対処方法がポイントです。

手汗用の制汗剤は手汗に特化した成分を含んだ制汗剤で、ハンドクリームのように掌に塗るだけで汗が止まるもので、手汗に悩んでいる人の必須アイテムと言えます。
代表的な商品にフレナーラ、コルクルなど、副作用も少なく肌に優しい、そしてベタベタしにくい手汗用制汗剤が挙げられます。

皮膚科で処方してもらえる飲み薬や漢方薬よる治療法でも効果的なものがありますが、自律神経失調症の症状に影響がないかなどの確認を怠らないようにしましょう。

また、自律神経を整えるツボや、発汗を抑えるツボなどもありますが、本来ツボは素人が勝手に手を出して良いようなものではありませんので、専門家に相談するようにしてください。

自分自身でどうにもできない場合には病院へ

自律神経失調症は決して軽く見ていい症状ではありません。
もし自力でどうこうできる問題ではないと少しでも感じたのなら病院での治療が必要です。

自律神経失調症からうつ病やパニック障害、社交不安障害などに繋がってしまう可能性も考えられますし、自律神経と関係の深い病気として難聴も挙げられます。
早めに病院を受診するようにしましょう。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。