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学生時代に手汗が気になった時、友人に相談したら「シーブリーズを使えばいいじゃん」と言われたことがあります。
たしかにシーブリーズってスポーツした後でみんな使っていたし、清涼感や爽快感があるので手汗にも効果がありそうな気がしますよね。

では実際にシーブリーズには手汗を抑える効果はあるのでしょうか。
手汗対策の選択肢に入れてよいのかどうか、成分を調べてみたので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

シーブリーズとは

そもそもシーブリーズってなんなのか、説明できる人の方が少ないと思います。
なんとなく「スポーツしたあとに気持ちよさそうだから使っている」という人が多かったのは、テレビCMや宣伝の影響を受けてのことでしょう。
今年も有名アーティストをCM曲の挿入歌に採用するなど、マーケティング力が強い人気商品といった印象があります。

シーブリーズの歴史はなんと100年以上も前の1902年にさかのぼります。
ライト兄弟が飛行機で初フライトするよりも前にシーブリーズって生まれているんですね・・・。

自然の恵みを生かした天然植物香油成分によって作られたものがはじまりで、今でも一部製品にはそのレシピが受け継がれています。

どんなタイプの商品か

シーブリーズはもともと、肌のほてり、切り傷の消毒殺菌、虫刺され、ニキビや吹き出ものの予防といったことに使われる家庭常備品として愛された商品でした。
1960年代には日本にも上陸し、2000年前後にはさまざまな商品展開がなされている医薬部外品です。

中には汗を抑える成分がある商品もあるのですが、なんとなく「シーブリーズといえば肌がスースーする作用のあるもの」といった印象の方が強いかもしれません。

現在の商品展開はデオ&ウォーター、ボディシート、デオ&ジェル、ボディケア・ヘアケアアイテム、ボディシャンプーと多岐にわたっています。

商品の成分

商品の成分は展開されている商品によって異なります。
商品が生まれた当時のレシピというカンフル、ハッカ油、チョウジ油、ユーカリ油が受け継がれているアイテムはボディケア商品のアンティセプティック薬用全身ローションぐらいですね。

デオ&ウォーターやデオ&ジェルの商品情報からは以下の有効成分の表示が確認できました。

  • パラフェノールスルホン酸亜鉛
  • 塩化ベンザルコニウム液
  • l-メントール

パラフェノールスルホン酸亜鉛は他の制汗剤にも含まれることのある制汗成分です。
汗腺の収れん作用があるため、根本的に汗の分泌を止めてくれる働きが期待できます。

ワキガに効果的とされるミョウバン水なども汗腺の収れん作用があり、汗対策グッズには欠かせない効果であると言えます。

塩化ベンザルコニウム液は消毒殺菌作用がある成分です。
汗を抑えることに効果はありませんが、気になる体臭や足臭、汗の臭いを抑えるために必要なものですね。

そしてl-メントールはハッカのことで、この成分がヒンヤリ感じさせたり、スースーさせる役割を持っています。

これらの成分は特に規定量以上の使用をしなければ副作用が出ると言うことはありません。
ですが、合う合わないは個人差がありますので、使用してみて体調に異常を感じる場合にはすぐ使用をやめるようにしましょう。

その他成分に関しては商品詳細ページにて確認が可能です。

そもそも手汗に効果はあるのか?

気になるのはシーブリーズに手汗抑制の効果があるのか否か、といったところです。

パラフェノールスルホン酸亜鉛に収れん作用があるため、理論上は汗腺を収縮させて汗が分泌されないようになる効果が期待できます。
ですが、実際に使ってみるとあまり制汗効果を感じられないという人も多いと思います。
お客様レビューなどを見ても「制汗効果はない」「あくまで香りづけ、消臭デオドラントという立ち位置」というような意見が多いですね。

このあたりはその人その人の手汗レベルによっても違うため、効果を感じられる人には効果あり、といったところでしょう。

また、ハッカのおかげで実際に塗った直後には肌がひんやりするため、体感的に涼しく感じられるようになっています。
人間の身体は脳が暑いと感じれば全身から汗を噴き出させるのと同様に、脳が涼しいと感じられたら汗を抑えるように出来ています。

そう考えるとシーブリーズを塗ることで冷を感じられたら、汗も抑えられるということになるでしょう。
ただし、あくまで「暑いと感じたときにかく汗」・・・温熱性発汗に対してのみの効果であり、暑いわけでもないのにかいてしまう精神性発汗には効果を見出せないでしょう。

精神性発汗は緊張した時やドキドキしている時にかく汗なので、真冬のように寒い季節でも発汗してしまうものです。
これは自分自身でコントロールすることが出来ません。

同様に、日常的に汗が噴出している多汗症の方も効果を得られない可能性が高いです。

さらには、暑い時に汗をかいているのは体の熱を逃がすための働きであり、この汗を一時的に止めたところで体の熱が下がるわけではありません。
シーブリーズを塗ると、直後は涼しいけれどそのあとで体がカッカする感覚を得るのは身体の熱が逃げられなくなってしまった結果なのかもしれません。

まとめ

手汗を止めたければシーブリーズよりも手汗用の制汗剤や服用薬(コリン剤)などを使う方が確実です。
それでももしシーブリーズを使うのであれば、収れん作用が期待できるデオ&ウォーターかデオ&ジェルあたりがおすすめですね。
特に夏場ならデオ&ジェルピンクグレープフルーツあたりが柑橘系の香りでより爽やかに感じられて良さそうです。

いずれも価格設定は一般的な手汗用制汗剤に比べると安く導入しやすさもあるため、試しに使ってみるという方にはいいかもしれません。
ボトル詰め替え商品が存在しているあたりも経済的ですね。
Amazonプライム会員なら送料込みの値段が安価なので失敗したとしてもあまり痛手ではありません。

他の手汗用制汗剤のような返品返金キャンペーンなどはなく、Tシャツが当たるなどのマーケティング重視なキャンペーンが行われているあたりもライトユーザー向けと言った感じです。

最新キャンペーン情報は公式サイトにて確認してみてください。

シーブリーズ公式サイト

追記:シーブリーズの手汗用クリームが登場

シーブリーズが手汗用クリームを販売しています。

ボタニカルスイートとピンクグレープフルーツの2種類。
気になる方は試してみましょう。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。