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確実に手汗を止めたいけれど、体を切開する外科手術は怖い・・・手術せずに手汗を止められる方法はないの?と一度は考えたことがあるはずです。
そんなときに知ることになるのが「ミラドライ」という脇用の多汗症治療の方法です。

ミラドライの施術内容と効果についてまとめました。

ミラドライとは

ミラドライはアメリカのミラマーラボ社が開発した機器で、脇汗の多汗症治療に用いられています。
アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局、日本の厚生労働省にあたる政府機関)から唯一承認された腋窩多汗症の医療機器なので、その効果や安全性に対して一定の評価を得ています。

その施術内容は脇下にマイクロ波をあてることで、汗を分泌させている汗腺(エクリン腺とアポクリン腺)を破壊するというもの。
汗腺が破壊されるので物理的に汗をかかなくなるわけです。

それまでの脇汗治療手術と言えば脇下を切開して汗腺を取り除くものや神経節を遮断するというものだったため、少なからず不安に感じる部分もありました。
ミラドライなら皮膚を切開しないで行えることから他の施術と比べて手軽に試せるイメージがあり、多汗症で悩む人なら気になる施術方法だと言えます。

ミラドライの副作用

ミラドライはFDAの承認を得ているし、切開する、神経を切る等がないので安心と言われていますが、副作用はないのでしょうか。
手汗のETS手術であればほぼ100%の確率で代償性発汗という後遺症が残ると言われています。

ミラドライに関しては神経を遮断するわけではなく汗腺を破壊するだけなので代償性発汗はない、というのが各クリニックなどの見解です。
汗腺が破壊されて汗が分泌されなくなってしまうと、本来の体温調節に必要な量の汗をかけなくなるために見た目にはわからない副作用があるのではないかと思ってしまいますが、脇の下にある汗腺は体全体の2%ととても少ないために影響がほとんど出ないということです。

ミラドライの効果と費用

ミラドライの効果は半永久的と言われており、1回ないし2回の施術によって多くの方は脇下の多汗症に悩むことがなくなったと報告されています。
1回の施術にかかる費用は30万~40万と、価格だけ見るとかなり高額です。
ただし、痛みも少なく手軽に脇汗をなくせる安全な方法であることを考えると割安に感じる方も多いのではないでしょうか。

ボトックスなど数か月で効果が切れる方法に1回10万ずつかけるよりは明らかに経済的ではあります。

ミラドライは手汗に効果がないのか?

ここまで魅力的なミラドライなら、手汗治療もその方法でお願いしたいと思うものです。
ですが、現時点ではミラドライでの手汗治療は行われておりません。

一説には手汗治療にミラドライを使うと代償性発汗が起きるためNGとされているという意見もありました。
実際のところはどうなんでしょう。

もし代償性発汗が起きるためにミラドライが使われないのであれば、ETS手術が公に行われているのはおかしいですし、前述のクリニックでの見解によれば汗腺の破壊によって代償性発汗は起きないと言われているので、この理由によってNGというのは違うような気がします。

それでは手汗には効果がないということなのでしょうか。

手汗の原因は手のひらに多く分布するエクリン腺から汗が分泌されることです。
ということは、エクリン腺が破壊できれば手汗を止められるはずですから、効果がないということもなさそうです。

ミラドライで手汗治療は行えない理由

ミラドライで手汗治療が行えない理由は、ミラマーラボ社からのミラドライ使用条件に「手汗治療には使わない」というものがあるからだそうです。
なぜ効果がありそうな方法を行ってはいけないのかは今のところはっきりしませんが、治験内容などを元に脇下の治療に関してのみ安全性が見出せたというものかもしれません。

もしそうであれば、今後治験によって手汗に対しての効果や安全性が確立できれば、手汗用のミラドライが登場してもおかしくないですね。

ミラドライが手汗に対応するまで待てない場合は

もしミラドライが手汗治療に対応するまで待てないというような場合には、日本のクリニックで用いられているミラドライに類似した方法である「ビューホット」も検討にいれてみるとよいでしょう。

ビューホットはミラドライ同様に皮膚の切開や神経の切除などがなく、汗腺を破壊する方法での多汗症治療術で、手汗にも対応しています。
価格帯もミラドライと同様に30万程度となっているので、手汗に悩んでいる方でミラドライに興味があった方にとってはピッタリの施術方法と言えます。

ミラドライやビューホットも医師との相談をしっかりする

安全と言われている方法ではありますが、望んだ効果が見られなかったり、想像していなかった副作用が出ることも考えられます。
また、手汗のレベルが低い場合にはこういった方法に頼らずとも手汗を止めて行ける方法が他にもたくさんあります。

事前に医師としっかり相談をして、メリット・デメリットを把握しておくようにしましょう。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。