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手のひらに突然細かい湿疹のようなものが大量にでき、その痒みに悩まされた経験はありませんでしょうか。
私も先日パソコン仕事をしていた時に、キーボードを打つ手の手首らへん(ちょうど机と接している部分)から、小指の側面あたりまでが急にかゆくなり、1mm程度の湿疹がたくさんできていて困りました。

実はこうした手のかゆみは大量にでる手汗が原因となっている可能性がありえるのです。

手のひらのかゆみと手汗の関係について詳しく見ていきたいと思います。

手のひらがかゆくなる原因

手のひらがかゆくなるのにはいくつかの原因が考えられます。
乾燥によるもの、アレルギーによるもの、水虫菌によるものなどです。

ですが、もし小さな水ぶくれのようなものがたくさんできるのであれば、それは手汗が原因かもしれません。

手汗が多い人の場合、手のひらにかききれなかった汗が皮膚の中に溜まってしまうことがまれにあります。
この時、たまってしまった汗が皮膚の下で水ぶくれとなり皮膚を刺激。
これがかゆみの原因になっていると言われているのです。

明確な原因はわかっていない

こうした水ぶくれによる手のひらの湿疹は異汗性湿疹(または汗疱)と呼ばれています。
実はこういった症状を異汗性湿疹と呼んでいるものの、異汗性湿疹の原因というのは明確になっていません。

アレルギーや菌によるかゆみであれば、その原因を特定することも簡単ですが、そうではないのでお医者さんでも原因不明と診断されることが多いです。

そのため、かゆみ止めの薬を貰って様子をみるぐらいしか対処法がない症状であるとも言えます。
※だいたい一カ月程度みておけば収まるのが普通です。

その間に患部を掻いてしまえば、水泡が破けることで余計に痒くなることは言うまでもありません。

手のひらのかゆみの対処法

手のひらにかゆみを生じた際、その原因はお医者さんでも診断出来ない可能性が高いのなら病院へ行く必要はないのではないかと考えてしまうかもしれません。

それでも自己判断をするのはあまり望ましくないので、まずは皮膚科を受診することをオススメします。
そのかゆみが本当に手汗によるものなのかがわからない以上、他の原因である可能性も大いにあるからです。

何かしらの病原菌が原因であった場合には放置していて治るということはありません。

もし、皮膚科を受診してみて、それが手汗によるものであった場合には、医師の指導の下、手汗を抑える治療を行っていくべきでしょう。
病院でかゆみ止めを処方してもらえれば、掻かなくなるぶん完治が早まります。

手汗を抑えるには

人間が汗をかくメカニズムは「温熱性発汗」と「精神性発汗」の二種類があります。
温熱性発汗は暑い時に体温調節のためにかく汗のことで、体温を下げる役割があるものです。
対して精神性発汗は暑くなくてもかく「冷や汗」のことで、手汗をかく場合の多くが精神性発汗によるものであると言われています。

精神性発汗がおきる時には汗腺をコントロールしている「自律神経」のうち、体を興奮状態にさせる「交感神経」が優位に立っています。
そのため、交感神経を大人しくさせ、副交感神経優位な状態に持って行ってあげることで自然と手汗は落ち着かせることが可能です。

ただし、人間が生きている以上、交感神経を抑え続けることは不可能です。
そもそも自律神経というものは自分の意志でどうこうできるものではないため、いくら副交感神経を優位にしておきたいと思ってもそうならないことの方が多いでしょう。

そこで、物理的に手汗を出さなくする方法を紹介します。

物理的に手汗を出さなくする方法

まず紹介したい方法として、99%手汗が止まると言われている自律神経遮断の外科手術というものがあります。
この手術を行うことで手のひらの汗腺のコントロールができなくなるわけですから、手汗は止まると言われています。

ただし、手術というものは全くもって気軽に受けられるものではありませんし、後遺症の心配もあるでしょう。

そこで、次の方法としては、半側発汗という人間の反射作用を利用するものが挙げられます。
「芸者の高帯」という言葉あるぐらい一般化している方法で、胸の上あたりで帯をきつく締めることにより、顔や手に汗をかかなくなるものです。

人間の体には、片側を圧迫することによってその面から汗をかけないことがわかると、逆側の面から大量に汗を出す事で体温調節をはかる機能が備わっています。

これを利用することで、背中や足の裏には大量の汗をかくかわりに顔や手からは汗がでないということが可能になるわけです。

ただし、私たちは帯をしめるような文化ではないですし、常にその状態でいることを考えると苦しそうですね・・・。

他には制汗剤を使う方法もあるのですが、実はこれが一番手軽で便利です。
制汗剤によって手のひらの汗腺を狭めることができるので、物理的に手汗を無くしてくれる頼もしい味方と言えますね。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。