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本を読んでいる時、ゲームをしている時、運転をしている時・・・なんだか手がベタベタするという症状に悩まされている方の中には「これって何かの病気じゃないの?」と不安になる方も多いようです。

私の場合は買い物中に商品を手に持った状態で店内を歩いていると、いつの間にかその商品がベタベタしてしまうということがよくあります。
また、パソコン仕事をしているのでキーボードやマウスがベタベタするのも日常茶飯事です。

ではなぜ手がベタベタしてしまうのでしょうか。

なぜ手がベタベタしてしまうのか

手がベタベタしてしまう原因は、何を隠そう「手汗」によるものです。
私たちのように手がベタベタしてしまう人は、日常的に手汗が出やすい状況にあると言えます。

手汗をかく理由と手汗がベタベタになる理由について説明します。

なぜ手汗をかいてしまうのか

人が汗をかく理由には大きく2つあります。
1つは体温調節によるもの、1つは精神的な理由によるものです。

人間は体温が40℃近くまであがってしまうと、命の危険にさらされてしまいます。
そのため、体は体温が上がり過ぎないように調節をする必要があります。

汗をかくと皮膚の表面上で蒸発がおこり、その時の気化熱によって周囲の温度を下がるため結果的に体温を下げることに繋がっているのです。

なので、気温が暑い時や運動をしたあとなどに汗をかくのは通常の体の作用であると言えます。

それに対して、暑くもないのに汗をかくときというのがありますよね。
たとえば多くの人の前でプレゼンしなければならない時や、肝試しをしている時など、誰でも「冷や汗」をかいた経験があると思います。

これが精神的な理由による発汗です。

ドキドキする時には交感神経という「体を戦闘態勢にする神経」が優位に働いており、これが影響して汗をかいてしまうわけです。
白熱するスポーツの試合を見ている時などの興奮する時にも手に汗握ることがあると思います。
その言葉通り、手汗をかく理由には「精神的な理由」が影響していることが多いのです。

ちなみに交感神経は人間が自分の意志で動かす事のできない「自律神経」の一つ。
自律神経が全身の汗腺のコントロールを司っています。

なぜ手汗はベタベタなのか

暑い時や運動した時、緊張した時のいかなる場合でも汗の成分の99%は水であると言われています。
水ならば普通ベタベタしませんよね。
お風呂のお湯や洗面所の水で手や顔がベタベタしたという経験はないと思います。

ではなぜベタベタしてしまうのか?
その理由が残りの1%にありました。

精神的な理由が原因でかく汗の中には脂肪やミネラルが含まれており、これがベタベタの原因となっています。
交感神経が優位にたっているということは、体に緊張が走っている状態です。
こういった状態の時には汗の成分に脂肪やミネラルが含まれやすくなるため、手汗によってベタベタしてしまうことに繋がってきているのです。

ベタベタする手汗を解消する方法

手がベタベタする理由が手汗にあることが判明しましたが、手汗をかかなくする方法はないのでしょうか。
手汗をかかなければ手がベタベタすることはなくなるわけです。

結論から言うと、手汗をかかなくする方法はあります。
以下に挙げますので参考にしてみてください。

精神的な負担を減らすようにする

ベタベタする手汗をかいてしまうのが精神的な理由によるものなので、それをなくしてあげれば理論上は手汗をかかなくなることになります。
たとえば人前に立つ時に緊張しないようにするなどです。

人前に立つ機会を増やして「意外とたいしたことない。緊張しない。」と自分に言い聞かせ続けて自律神経すらも騙すことができれば、ちょっとやそっとのことで手汗をかかなくすることも不可能ではありません。

ただ、言葉にするのは簡単ですが、実際にそうなろうと思ってできるものではないのでなかなか難しいですね。

半側発汗作用を利用する

人間の体には半側発汗という作用があります。
これは体の片側を圧迫することによってもう片方側の発汗を促す作用のことです。

前述のとおり、汗をかけないと場合によっては体温が上がり過ぎて命の危険にさらされてしまうため、たとえば寝ている時などに圧迫されて汗をかけない側と反対側の体から汗をかくように出来ているのです。

実は手汗もこの作用を利用することで止めることが可能です。

手汗を止めるためには脇の下あたりを圧迫する必要があり、実際に舞妓さんや芸者さんも顔や手に汗をかかないために帯を胸の上あたりできつく締めています。
[参考]手汗を止めるのに「二の腕を締め付ける方法」は有効か?

この方法で実際に手汗をかかなくすることは可能ですが、当然手や顔ではない部分(この場合だと背中や足の裏など)の汗が大量になってしまうデメリットもあります。

制汗剤を使う

一番手っ取り早く確実な方法は、手汗用の制汗剤を使うことです。
脇汗用の制汗剤は広く知られているので使っている方も多いと思いますが、手汗用の制汗剤はまだまだ知名度が低いですね。

手の汗腺と脇の汗腺は厳密には違うため、脇汗用の制汗剤を手に塗布しても効き目がありません。
手汗用の制汗剤には手の汗腺を狭めてくれる効果があるため、実際に手の発汗量そのものを抑えることができるようになります。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。