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毎年いつと決まったわけではないにせよ、指先の皮が剥けてしまい、ヒリヒリとした痛みに悩まされているという方も多いと思います。
私の場合はピアノを習っていたころに指先の皮が剥け、ひび割れをおこしてしまい、鍵盤を叩くのが痛くて1カ月近く休んでしまったことがあります。

指先の皮が剥けてしまう原因となることはいろいろと挙げられますが、手汗に悩んでいる方であればその原因は手汗そのものにあると言えるでしょう。

なぜ手汗がひどいと皮がめくれてしまうのか、またその解消法について説明します。

手汗がひどいと指の皮がめくれてしまう理由

指の皮がめくれてしまうのには、アレルギーによるもの、水虫によるもの、乾燥によるものなどが考えられます。
どれも原因は異なり、アレルギーであればアレルギー物質に反応してめくれてしまっていますし、水虫であれば菌の繁殖がポイントになってきます。

手汗がひどい人であれば手が常に温かく湿っている状態なので水虫の菌が繁殖しやすい状態にあるため、水虫によって指の皮がめくれてしまうのではないかと疑うかもしれません。
ですが、手汗がひどい人ならば手を洗う回数も多いですし、むしろ手汗をかいていない時間帯は手がかなり乾燥しているため菌の繁殖は抑えられていると考えられます。

実際私も指の皮のめくれがひどい時期に皮膚科を受診しましたが、特に原因がわからないと言われてしまいました。

乾燥によって指の皮がめくれやすくなる

手汗がひどいから指先が常に湿っているかと言われると、そういうわけではありません。
特に手汗が出ていない時には手のひらは手汗が少ない人よりも乾燥しやすくなっています。

手汗の水分は手のひらの皮脂も落としてしまうため、角質層のバリア機能の低下につながり、結果的に指の皮をめくれさせてしまいます。
一般的に冬場など、空気が乾燥している時には手のひらの水分も蒸発しやすいため、乾燥が進んでしまうのです。

また、長くお風呂にはいると指先がふやけるように、手汗もかきすぎると指先の皮がふやけてしまうもの。
この状態から一気に乾燥すれば手の皮はめくれやすくなってしまうわけです。

血行不良によって皮がめくれることも

手汗がひどい場合には指先も冷えやすく、血行が悪くなりがちです。
汗は気化熱によって体温を下げる効果を持っているためです。

指先は体にとって末端であり、冷えやすい部分です。
血行が悪くなることで角質層が硬くなり、皮が剥けやすい状態を作ってしまいます。

手汗による指の皮めくれの対処法

これらのことから、手のひらの皮脂を保つ、保湿するということや血行を良くすることが重要だということがわかります。

私の経験上、保湿クリームを塗った状態でビニール手袋をするような方法だと余計に手汗が出てしまい、クリームと手汗でヌルヌルになってしまったことから日常生活では実用に至りませんでした。

血行を良くすることは自律神経のバランスを保つことにも繋がるので、手汗を抑えることにも繋がってきます。

手汗を抑えることができれば、皮脂を余計に流してしまうこともありませんし、指先が冷えることもないので指の皮がめくれることを抑えられることになります。

手汗を抑えることと血行を良くすること、どちらも相互に働くため、どちらが先にということもありません。
双方から改善していきたいところです。

血行を良くするには

血行を良くするためには、食生活の見直しや適度な運動、睡眠といった生活習慣の改善が望まれます。

たとえば納豆には血液をサラサラにする効果があるナットウキナーゼという酵素が入っているため、積極的に食事に取り入れていくとよいでしょう。
普段から運動をすることは血液中の不純物を体外へ排出するためのリンパ管の動きも活発化させるため、血行が良くなるものです。
そして睡眠によって自律神経のバランスを整えることも血行を良くするために重要です。
なぜなら、自律神経は血管や汗腺などのコントロールを司っている器官だからです。

こうした生活習慣の改善は血行を良くすることに繋がりますし、手汗だけではなく健康のためにも良いので実践していきたいところです。
ただし、指の皮が剥けることを防ぐための即効性はないため、手汗を抑えることと並行しておこなうのが良いでしょう。

手汗を抑えるには

手汗は物理的に抑えることが可能です。
即効性のある方法としては、手汗がでなくなるような手術をすること、脇の下あたりを圧迫すること、制汗剤を使うことが挙げられます。

手術をすることによって手のひらの汗腺をコントロールする自律神経機能をカットしてしまえば、手汗はでなくなると言われています。
ただし、手術をするというのは簡単なことではありませんし、後遺症などのリスクもついてくるので慎重に判断したいところです。

脇の下あたりを圧迫することでも手汗が止まるのは、人間の半側発汗という作用を利用したものです。
背中や足の裏など他の汗腺からの汗の量を増やす代わりに手のひらの汗を少なくしてくれます。

日常的に脇の下を常に圧迫するというのは難しいですが、手汗がひどいと感じた時の応急措置としてはいいかもしれません。

一番簡単で手軽なのは制汗剤の利用です。
手汗用の制汗剤を使うことで手のひらの汗腺を狭めることができるため、手汗の量を減らすことが可能です。
手汗が出なければ、クリームなどを使った保湿も効果的になりますし一石二鳥です。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。