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普段から手汗が気になる方は、車の運転中に気が付いたらハンドルを握る手がビッショリだったという経験があるのではないでしょうか。

同乗者に手元を見られるのが嫌で運転に集中ができなかったり、汗でハンドルやシフトレバーが滑ってしまう危険性もあるのでなかなか放っておけない問題です。

また、交代で運転しながらドライブする時には次の人にバトンタッチするのがためらわれますし、衛生面から考えても良い状態とは言えません。

運転中に手汗をかいてしまう原因と、その解決策についてまとめました。

なぜ運転中に手汗をかいてしまうのか

運転中に手汗をかいてしまう場合の原因となるのは主に次の3つです。

  1. 単純に車内が暑い
  2. 運転自体に緊張している
  3. 多汗症による

単純に車内が暑い

汗をかく一番の理由は体温調節機能によるものです。
温熱性発汗と呼ばれる、体の正常な働きの一つです。

人は誰でも「暑い」と感じたら汗をかくようにできています。
なぜ暑いと汗をかくのかというと、汗の水分が皮膚上で蒸発する時の気化熱によって体温を下げる役割を持っているからです。

風邪の時を考えるとわかりますが、体温が1℃上がるだけで体調に影響してきます。
もし汗をかくことができなければ体温があがり過ぎてしまい、命の危険にさらされる可能性もあるため、人間の体は自然と汗をかいて36℃程度の平熱を保つようにできているんです。

日本の車はコンパクトなものが多く、4人、5人で乗ればそれだけでギュウギュウになりますよね。
運転席は比較的スペースが空けられているので窮屈さは感じませんが、人が発する熱気のせいで車内の温度自体は高まっている状況です。

また、冬場は厚着をして車に乗り、窓を閉め切った状態で運転をすることも多いでしょう。
冬の日差しは意外と暖かいものなので、知らずのうちに体温が高まっていることも考えられます。

体が暑いと感じた際に手汗が出るのは正常なことです。

運転自体に緊張している

暑くなくとも、気が付いたらハンドルをギュッと握っていてハンドルに汗がじんわりと染みていたなんてこともあるのではないでしょうか。
特に高速道路の運転中にそうなっていることが多いという場合には「精神性発汗」が考えられます。

これは暑い時にかく汗と比較して「冷や汗」と呼ばれたりもします。

精神性発汗については人間が外敵から身を守るために手足を少し湿らせたということや、外敵から逃げる際の体温上昇を抑えるため大昔に人間に備わった機能です。
現代の日本人は昔のような狩りにでかけることもなく、基本的には外敵に襲われる不安はありませんが、運転をする時や大切なプレゼンの前など「緊張する場面」においては本能が戦える準備、逃げられる準備を整えるために汗をかかせているわけです。

多汗症による

暑くなくとも、緊張をしていなくても汗をかいてしまう人もいます。
たとえば家で裸足でリラックスをしているとき、気づいたら足の裏がビショビショだったなんてことはありませんか?
絵を描いている時に手を置いていた部分の紙がふやけていたなんてのは日常茶飯事なんて方は多汗症によるものかもしれません。

多汗症の原因は詳しく解明されていませんが、交感神経の働きが過剰になっていることが挙げられています。

運転中の手汗への対策

運転中に手汗をかいてしまう原因は3つありましたが、いずれも「その場の発汗を抑える」「発汗の根本を見直す」「目立たなくする」などの対策を取ることが可能です。

その場の発汗を抑えるためには、皮膚圧反射、温度を下げる、制汗剤を使うなどが効果的です。
それぞれ見ていきましょう。

皮膚圧反射

顔の汗を抑える裏ワザとして有名な皮膚圧反射は手汗にも効果があると言われています。
胸の少し上らへんを強めに抑えて圧迫することで、上半身の汗がひくというもの。

運転中に行うのは危険ですが、手汗が酷くなった時には一度停車して腕組みをするなどで対応が可能です。

温度を下げる

汗をかく基本的な理由は体温調節によるものですから、上着を脱ぐ、窓を開けるなどで体温を下げてあげることで抑えることも可能です。
エアコンの風を自分の手にあたるよう角度調節が可能であれば、冷風をあてることで改善が期待できます。

ただし同乗者がいる場合は車内の温度が下がり過ぎてしまうことの方が手汗よりも迷惑になることもありますので注意しましょう。

制汗剤を使う

汗を抑えるために使う制汗剤の中には手汗用のものが存在しています。
これを運転前に塗っておくことで手のひらからの発汗を抑えることが可能です。

根本的に汗をかかなくする方法ではないので、体温調節のために他の部分から汗をかいてしまいますが、運転中の危険を避けるのには最適な方法かもしれません。

発汗の根本を見直す

他の人よりも汗をかきやすい人というのは運動不足であることが指摘されています。
普段から運動によって汗をかきなれていないために、交感神経が少し活発になるだけで汗をかいてしまうなどが原因です。

根本から見直すためには日ごろから運動をするなど、汗をかきなれる環境を作っておくと良いかもしれません。

また、胸のあたりにある交感神経を遮断することで手汗を抑えることができる外科手術というものも存在しています。

手汗を目立たなくする

ドライブグッズの中にはハンドルカバーや滑り止め用の手袋などがあります。
ハンドルカバーを使えば、例え手汗をかいていたとしてもハンドルには影響がなく、カバーが吸収してくれるので目立ちません。
手袋の場合には手袋内だけで完結するので同乗者には全く迷惑がかかりません。

ただ汗は見た目に不快なだけではなく、実際には雑菌が繁殖する温床となっていることも考えなければならず、汗を吸収してしまうハンドルカバーや手袋は都度洗濯をして新しい状態にするなどの対策も必要です。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。