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アイドルの握手会やハイタッチ会など、手汗が気になり過ぎていけないという方も多いのではないでしょうか。

推しメンと握手した瞬間に「うわっ」って顔をされたりしたらもう立ち直れる自信がなくなってしまいますし、何よりも相手を不快にさせるんじゃないか・・・?と思うと「握手会に行っても話すだけにしておくか・・・」と思ってしまいがちです。

でもせっかくなら手汗なんて気にせずに握手したいものですよね。
そこで原因と対策についてまとめましたので参考にしてみてください。

握手会の手汗は嫌がられるのか

まず、そもそもの問題として握手される側はどう思っているのかを先に書いておくと、「なんとも思ってない」というのが実際のところだったりします。
むしろ握手を遠慮されることの方が残念だと思う方もいるでしょう。

もし自分がアイドルの立場だったら、どんなに手汗が酷い人が来たとしても「自分のことを応援してくれている」という人のことを「嫌だな」なんて思うでしょうか。
そういう感情になってしまうこと自体、プロとして失格ですよね。

本気でアイドルという仕事をしている人、一線で活躍できるような人ほど感謝こそすれ嫌だなんて微塵も思わないはずです。
もちろん人間なので不快に思うことはあるでしょうけど、それ以上に大切なことをわかっているということです。

・・・と、言われても、そういう問題じゃないんですよね。

向こうがどう思ったとしても、結局は自分が「恥ずかしい」と感じることが一番ネックなんだと思います。
こちら側だけでなく、アイドル側の子たちの中にも「手汗が恥ずかしくてファンと握手できない」という方がいたことからそう感じました。
元AKB森杏奈、握手できない「病気」? 「人に触れると考えるだけで異常な手汗」

誤解を恐れずにいうなら、自分が応援している子の手汗が酷かったとしても気にならないどころか、ちょっと嬉しい気持ちになりますよね。
アイドル側の立場で考えてもそれはわかっているはずですが、それでも「握手できない」ってなってしまうのはやっぱり「相手がどう思うか」ではなく「自分がどう思っているか」という部分が強いからなんだと考えられるわけです。

なので、結局は手汗の原因を知り、改善していくしか方法はありません。

握手会で手汗をかいてしまう原因

握手会で手汗をかいてしまうことにはいくつかの原因があります。
ただ単純に「汗っかきだから」というだけではありません。

大きく分けて3つ。
温度によるもの、緊張によるもの、体質的なものです。

温度による手汗

人が汗をかく主な理由は「体温調節」です。
汗をかくことができなければ、すぐに体温が2℃、3℃と上昇してしまいます。

私達はだいたい36℃ぐらいの体温を平熱として行動できるように体が設計されていて、40℃近くになってしまうと命の危険を考えなければなりません。
風邪を引いた時に体温があがってしまうとしんどいですですよね。
汗は皮膚の表面を冷やし、このように体温が上がるのを防いでくれる役割があるんです。

なぜ握手会で手汗をかいてしまうのか?
これは会場の気温を考えれば一目瞭然です。

握手会の会場は異様な熱気に包まれていますね。
なのでそもそも体温が上がりやすい環境にあるため、手汗をかいてしまうことに繋がります。

緊張による手汗

人が汗をかくシーンは体温調節以外にもあります。
よく聞く「冷や汗」というのがそうですね。

命の危険を感じた時なんかに「冷や汗をかいた・・・」と表現するとおり、特別暑いとか体温が上がったとかいう状況でなくとも汗をかく状態のことを指します。

これは大昔に人間が狩りをしていたころや外敵から逃げる必要があった時に、手足が滑らないようにと汗をかかせていたことの名残りなんだとか。

現代では狩りをしたり、命の危険にさらされたりすることは無くなりましたが、プレゼンしなければならない時などの緊張を伴ったときにじんわりと手汗をかいてしまうことに繋がってきているわけです。

握手会は言わずともわかりますね。
応援しているアイドルと間近で会える、話ができる上に触れ合えるわけですから、緊張しない方がおかしいです。

体質による手汗

厄介なもので、暑くなくとも緊張してなくともかいてしまう手汗というのも存在しています。

たとえば家でのんびりリラックスしている時に、気づいたら手のひらや足の裏がじっとりしていた・・・なんてことはありませんでしょうか。

これはもう体質的なものなので、握手会に限らずとも悩まされる手汗と言えます。

なぜ手に汗を多くかくのか

人間は全身に汗腺が存在し、体温が上がった時などは汗腺から汗を分泌させているんですね。
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、アポクリン腺が毛穴と共にしか存在しないのに対して、エクリン腺は単独で存在できる汗腺です。

手のひらには額や足の裏に並ぶほどたくさんのエクリン腺が存在しているため、手汗が多く出ているように感じるわけです。

握手会で手汗をかかないための対処方法

手汗をかいてしまう理由はたくさんありましたが、どれも改善していくことは可能です。

タオルで拭いても完全には吸収されずにじっとりしてしまう手汗でも、原因を正すことで解決することや、原因によらずとも一時的に手汗を抑える方法というものがあります。

汗以外で体温調節をする

汗をかいてしまう主な理由が体温調節だったので、そもそも体温調節ができていれば汗に悩まされれることもありません。
首元に冷却材を充てるとか、出来る限り薄着にするとかですね。

ただ、会場にどこまでの荷物を持ち込めるのか、薄着になって解決できる季節なのかなどを考慮しなければなりません。

深呼吸をして気持ちを落ち着ける

緊張による手汗だった場合には、とりあえず大きく深呼吸をすることで心がリラックスでき、改善する可能性があります。

・・・と言っても、これは難しいですね・・・。
緊張するなと言われて緊張しないで済めば苦労しないです。

人という字を三回手のひらに書いて飲み込めば大丈夫、みたいなおまじないも一時期流行りましたが、個人的には全く効果がありませんでした。

制汗剤を使って抑える

夏場の脇汗を抑えるのに制汗スプレーを使ったことがあるという人は多いと思いますが、手汗用の制汗剤があるというのは知らない人の方が多いのではないでしょうか。

制汗クリームなどを握手会前に使っておくことで、体温があがろうとも緊張しようとも手汗を抑えることが可能になります。

ただし、前述のとおり汗は体温を調節するための大切な機能なので、手の汗を抑える代わりに他の部分から多めに汗をかいてしまう可能性があることも視野にいれなければなりません。

また、脇汗とは汗をかく器官がことなるため、脇用の制汗スプレーでは効果がありません。
手汗用のものを用意する必要があります。

体温調節や緊張によるものはどうしようもない部分がありますが、制汗剤を使えば一時的にとはいえ汗を抑えられるのでオススメです。

手汗用の制汗剤は主に通販で購入することができ、パウダー状のものとクリーム状のものがあります。
代表的なものとしてはパウダータイプなら「ファリネ」、クリームタイプなら「コルクル」が有名です。

薬で手汗を抑える

手汗を分泌させているのは汗腺ですが、その汗腺へ汗をかかせるように指令を伝達しているのが神経伝達物質であるアセチルコリンです。
あまりにひどい手汗の場合にはアセチルコリンの働きを抑制する作用がある抗コリン薬を病院にて処方してもらうことが可能です。

抗コリン薬を飲めば数分から数十分のうちには手汗を止められることができるため、抗コリン薬を持ち歩くだけでも「自分は手汗をかかない、止められる」という自信に繋がるため、薬を飲まなくても普段より手汗を抑えられるメリットも。

ただし、必ず医師の処方がなければ日本の薬局では買えないものなので、医師の診察次第で処方して貰えなければ入手できないデメリットがあります。
その場合、海外から個人輸入をすることもできますが、保険適用外ですし、送料も高くつく点に注意が必要です。

ツボを押して止める

東洋医学に習ったツボ押しにも手汗に効果があるものが存在しています。
主にストレスの緩和から自律神経に作用して手汗の異常を元に戻す方法となりますが、即効性がある方法ではありません。

手汗を止めるというよりは、手汗が出にくい体を作るために必要な方法の一つという位置づけです。

半側発汗を利用する

しばしばツボ押しと混同される方法で、半側発汗(皮膚圧反射)という方法もあります。
これは芸者さんが顔に汗をかかない原理と同じで、腋の下あたりを強く圧迫することによって手や腋に汗をかかなくすることができるもの。

ずっと抑えているのは困難なので、汗止め帯を利用するのが便利です。
ただし、常に圧迫している状態になることから体の他の部分に影響も出やすく、汗を止めたいシーンでのみ試すようにしたい方法とも言えます。

ミョウバン水や塩化アルミニウムの利用

ミョウバン水には汗腺の収れん作用があり、実際に汗が出てくる汗腺が縮まることから手汗をかきにくくなるものです。
同じようなもので塩化アルミニウム水溶液というものもあり、こちらは汗腺に炎症を起こさせて塞ぐというもの。

どちらも汗腺を狭くすることによって物理的に汗を出さないようにするためのアイテムです。

ミョウバンはスーパーで買うことができるので、自分で作ることも可能です。
成分としても人体に無害なものなので、安心して使うことができますね。

塩化アルミニウムは市販の腋汗用制汗剤にも含まれているほど有名な成分ですが、重大な副作用も報告されており、薬局でも取り扱いがないことがあります。

美容外科や病院での治療

他にも手汗を止める方法はたくさんあって、美容外科や病院で処置して貰える治療法もあります。
有名どころではボトックス、ビューホットといった切らずに手汗を止める方法から、ETS手術という交感神経遮断術まであります。

ETS手術は手汗治療の最期の砦とも言われており、これをやれば確実に手汗が止まる反面、一度施術したあとで元に戻すことはできない方法です。
その内容は手汗に続く交感神経を切除するもので、交感神経からの指令がなければ手汗はかけませんので物理的に止めることができるわけです。

ETS手術の後遺症として「代償性発汗」という手のひら以外から汗が噴き出してしまう現象が99%現れることが挙げられます。
また、手のひらからの汗を完全にカットしてしまうと、手のひらの水分が完全に失われることになり、ハンドクリームが欠かせない状態になるということにもなり兼ねません。

最近では一部の神経を遮断するにとどめて、完全には手のひらの汗を止めないようにするという方法も出てきていますが、遮断した神経は元に戻す事ができないことからトラブルにも繋がりやすく、事前のカウンセリングが重要になります。

生活改善で手汗をかきにくい体に

手汗が他人より多くでる場合には自律神経が乱れていることも考えられます。
全身の汗をコントロールしているのは自律神経にあり、自律神経が乱れることでちょっとした体温の変化や精神状態の変化でも大量に汗をかくことに繋がってしまうからです。

自律神経は生活習慣と大きく関係しており、ストレスを感じると乱れるように出来ています。
ストレスといっても日常生活で嫌だなと感じることだけではなく、食生活が乱れていたり、寝不足だったりすると体にとっては大きなストレスになっている可能性があり、自律神経は乱れやすくなるのです。

普段からバランスのとれた食事をする、睡眠時間をしっかりとる、適度に運動するということを繰り返しておけば手汗をかきにくい体質に体が変わっていくわけです。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。