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私は高校生の頃、教室に入る冬の日差しに悩まされたものです。
夏場はみんな暑いので汗をかくのがあたりまえでしたが、冬場は基本的に汗をかいている人なんていません。
寒いので私も例外なく制服の下にセーターを着て登校していましたが、これが厄介な存在となっていました。

冬は教室に差し込む日差しがなぜか夏場より暑く感じるものです。
夏はさすがにカーテンを閉めて熱を遮断しますが、冬はみんな寒いと感じているので少しでも太陽の光を室内に取り込みたかったんでしょう。
寒いために厚着をしているところにあたる直射日光はじっとりとした汗をかかせるのに十分でした。

みんなの前でおもむろにセーターを脱ぐのも恥ずかしいので手に汗を握ったまま堪えていたのですが、そんな時に限ってプリントを後ろの人に回さなければならず、手汗で湿ってヨレヨレになった紙を渡すのが恥ずかしくて恥ずかしくて・・・直前に持参していたタオルで拭いても効果なし、という経験を何度となくしています。
(冬場にハンドタオルを持っているのもすでに恥ずかしかったです)

幸いにも中学生の頃に悩まされたフォークダンスは高校の頃にはなかったので良かったのですが、おしゃれにも目覚めて中学生の頃以上に異性を気にしだしたこの時期に汗に悩まされるのはとても苦痛だったのを覚えています。

なぜ同じ気温、同じ服装なのに手汗をかかない人がいるのか

この頃はみんなおしゃれを気にしていたので、多少暖かい日でもセーターを着て過ごす人が多かったです。
今思えばセーターごときでおしゃれも何もないんですが、限られた制服の中ではセーターっておしゃれを作れるアイテムの一つだったんですね。

明らかにポカポカで直射日光もあたっているのに全然手汗なんて気にしないような人もいるのに、なぜ自分だけこんなに暑かったのか。

その答えは、普段の生活習慣や遺伝による体質が影響していました。

生活習慣によって手汗はかきやすくなる

手汗を含む「汗」はいったいなぜかくのかというと、基本は体温調節のためです。
汗をかくことで皮膚の表面温度が下がり、結果的に体温が必要以上に上昇するのを防いでくれています。

つまり、汗をかくこと、手汗を握ることは人間として正常なことと言えます。

ただし、体温調節という観点から考えても、普段から血行が悪い人であれば少しの気温差でも体温が上昇しやすくなります。
血行は運動不足や睡眠不足、偏食などで悪くなることがわかっていますので、生活習慣を見直すことが改善の第一歩と言えます。

遺伝によって汗をかきやすい体質

汗をかくのは体温調節だけでなく、精神的な緊張や興奮状態によってもおこるものなのですが、多汗症体質の場合には少しの体温上昇や少しの緊張などでもドッと汗が吹き出てしまいます。

家でリラックスしている時でも手や足にたくさん汗をかいている人は体質を疑った方がよいでしょう。
これは遺伝的なものなのでなかなか生活習慣の改善や意識を変えることだけで解決する問題ではありません。

手汗を抑える方法

もし手汗をかきやすい体質の人でなければ、体温調節や心を平静に保つことで手汗を抑えることは可能です。
たとえば上に書いた通り、冬場にセーターを着て登校してそのまま授業を受けていたら暑いと感じるのであれば、学校についたらセーターを脱ぐなどで体温調節は可能です。

ドキドキすると手汗をかいてしまうので、そうなりそうな時には深呼吸をするとかも理論上は効果があります。

ただ、そう言われて実際にできることなら苦労しないんですよね。
いくら薄着になろうとも、深呼吸しようとも、手汗を抑えることへの即効性は低いです。

また、生活習慣を整えるというのは長期的に見て確かに必要なことですが、これも1日や2日で劇的に改善するようなことではありません。

簡単にその場の手汗を抑える方法としては、制汗剤を使用することをオススメします。

制汗剤の効果

制汗剤と聞くと、脇汗を抑えるためのスプレーを思い浮かべる方も多いと思いますが、まさにそんな感じのもので手汗用の物も存在しています。
手汗と脇汗は汗をかくメカニズムが違うので、必ず手汗用のものを用意しなければなりません。

制汗剤をつかうことで、一時的に手汗を抑える事ができるようになります。
商品によって数日効果が持続するものから、1日に何度も使用しなければならないものまでたくさんありますが、個人の状態によって判断するといいでしょう。

皮膚が弱ければ、あまり効果が強いものはオススメできません。
効果が薄くとも必要な場面でだけ使うという方法もありますね。

市販のものから皮膚科で処方されるものまでいろいろあります。
お店の人にバレることや病院の先生に診断されるのが恥ずかしければ通販専用の制汗剤を利用するという方法も。

ただし、あくまでも一時的に抑えることができるようになるものであって、体質そのものが改善するものではありません。
あまりに症状が酷ければ手術をして手汗がでないようにすることもできます。

ですが、まずは気軽に制汗剤から様子を見て、改善しないようなら病院へ頼るという方が精神的にも金銭的にも楽ではないでしょうか。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。