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ネイリストになりたいと思っていても、自分の手汗の量が多すぎてお客さんに引かれるんじゃないかと心配して夢を諦めかけている女性に伝えておきたいお話があります。

実は現在ネイリストとして活躍されている方の中にも手汗をかく人は多いということ。

手汗の多いネイリストの人がどのように対処をしているのかを知っておきましょう。

手汗が出る原因は?

ネイリストが手汗をかいてしまう原因は何なのでしょうか?

そもそも人間が汗をかく理由は「暑いから」「辛い物を食べた」「緊張している(または興奮している)」といったことに起因し、自分ではコントロールできない自律神経の働きによって発汗させられています。

そのため、暑ければ誰だって汗をかきますし、汗をかかない方が異常だとも言えるのです。

ネイリストが手に汗をかくのは緊張や興奮による発汗「精神性発汗」であることが多いです。

施術に緊張する

施術をするということは極度のストレスを伴うものです。
誰だって、目の前で自分が施していく様を見られていたらドキドキしますよね。
特にネイリストという仕事柄、どうしても1対1で自分の作業を評価されることになるわけですから、いやでも緊張感は高まります。

ネイリストの場合、さらに相手の手に触れる機会が多いため、自分の手が湿っていたらどうしようということを必要以上に考えてしまう立場にあります。
実はこれも精神性発汗に繋がる原因。
手汗がバレたら恥ずかしいと考えることで手汗は余計に出てしまうものなのです。

元々の多汗症

もし、施術中でなくとも汗が多いと感じることがあるのなら、多汗症の可能性を疑った方がいいかもしれません。
多汗症というのは原因不明の汗が噴き出してしまう症状のこと。
ちょっとした体温の変化や精神状態の変化によっても大量の汗が出てしまうというものです。

実はネイルサロンにいらっしゃるお客様の中にも同じように手汗に悩んでいる人は多く、しっかりと油分除去をしたところでジェルネイルが剥がれやすかったり、事前予約時に「手汗が酷くて」と相談される方もいるのですが、この方たちも原因はほぼ同じになります。
施術中には単純に手を見られる、触られるという行為に緊張してしまいますし、「手が湿っていたらどうしよう」と悩んでいる方もいるのです。

[参考]ひどい手汗でもネイルサロンをあきらめる必要はない。

ちなみに手汗によってジェルネイルが剥がれやすいという方は爪質にもよりますが、柔軟性のある水に強いタイプのものを使ったり、バイオジェルではなくカルジェルを使って自宅でトップコートを塗りなおしをするなどがオススメとなります。

手汗の多いネイリストの取れる対策

それでは手汗に悩む人はネイリストになれないのか、一生手汗に悩みながらお仕事をしていくしかないのかというと、そんなことはありません。
まず第一に「慣れ」によって精神性発汗はだいぶ抑えられるようになります。

最初は緊張していたとしても、続けていくうちに徐々に慣れていき、緊張しなくなるものです。

ただ、「慣れるまでの時間はどうするの」というところが問題ですよね。
そこは手汗対策用のグッズを頼ることで解決していくことが可能です。

グローブをする

サロンによってはグローブ着用が基本となっているところもあり、手汗が多くとも特にバレずに済みます。
もちろん手汗をかいてしまった際の手の温かさは伝わってしまうでしょうが、あの湿った不快な感じは抑えられるので幾分もマシでしょう。
グローブの中に保冷剤を入れている方もいます。

ただし、逆に許可されていない店もあるため、自身が務める場所を選ぶ際には注意したいところです。

制汗剤を使ってみる

意外と知られていないのが手汗専用の制汗剤です。

手汗用の制汗剤はクリームタイプのコルクルやパウダータイプのファリネなどいくつかの種類があり、手のひらに塗るだけで手のひらにある汗腺を縮めてくれるため、物理的に汗が出づらくなるという効果があります。
また、即効性のある制汗剤なら、施術前に使うだけにとどめておいて普段は使わないという方法で肌への負担を少なくすることも可能です。

通販では肌質に合わなかった場合の全額返金保証付きで売られていることが多いので気軽に試しやすいおすすめの対策方法と言えますね。

他にも制汗作用のある薬なども存在していますが、病院によって処方してもらわなければならないなど入手へのハードルが高いため、制汗剤が一番試しやすい方法だと言えます。

一時的に手汗を止めるものとしては美容サロンでのボトックス注射なども挙げられますが、どうしても費用が高くついてしまうためオススメできません。

手術などはできるだけ避ける

手汗を治したいと思うとまっさきに「手術」を思い浮かべる人もいるかもしれません。

手汗はETS手術という交感神経を遮断する方法でピタッと止めることが可能です。
ただし、手のひらから手汗が出なくなるということを軽視してはいけません。

保湿力が全くなくなることを意味するため、常にハンドクリームを塗っていないとカサカサで肌が荒れてしまう状態になります。
サロンに訪れる方も担当のネイリストの手が湿っていることより、ガサガサで荒れている方が嫌だと思うのではないでしょうか。

さらに、ETS手術の場合は代償性発汗という後遺症がほぼ100%の確率で残ります。
代償性発汗は手のひらに出なくなった汗を体の他の部分(多くは背中や顔、足)から大量に分泌するという症状です

ETS手術で手汗が出なくなったのを喜ぶ反面、後遺症に悩まされている人が多いのも事実なんです。

また、手術とは違いますが、「労宮」「合谷」といったツボ押しによる手汗治療を独学で行う人もいます。
ですが、例えば薬指の付け根のツボを押してしまうと交感神経が刺激されて手汗が噴き出してしまうなど、素人が行うことによって、効果がないだけでなく最悪の場合には逆効果になることもあるので十分注意してください。

手汗が多くても人気ネイリストになることも可能

さて、ここまで手汗の原因と対策について挙げてきましたが、もし手汗が多かったとしても人気ネイリストになることは十分可能なので、夢をあきらめる必要はありません。

たとえば技術力が人並みはずれて優れていれば、「あの人は手が湿っているけれど、あの人にやってもらいたい」となります。
または接客面が上手な人で、会話を通じて顧客と親しくなれたら手汗なんて不快なもののうちに入りません。

実は手汗を気にしているのは本人だけ、ということですね。

むしろお客側の気持ちを考えると、ネイリストの手汗がどうかというところよりも、綺麗に仕上げて貰えるのか、反り爪だけど大丈夫かなどと言った自分の悩みの方が気になるわけですから、その期待に応えてくれるということがネイリスト側に求められているわけです。
せっかく施術をしてもらうのなら相性がいいネイリストを選びたいはず。

もちろんそういったレベルにたどり着くためには相当な努力が必要になってきますが、これは手汗が多かろうと少なかろうと同じことなんですね。
なので、手汗に悩むことよりも、自分がネイリストとして何を提供して誰をどう喜ばせてあげられるのかを優先できるようになるのが先決と言えるのです。

また、ネイリストと言えど常に顧客の手を握りしめているわけではありませんよね。
ちょっとしたタイミングごとにタオルで手のひらの水分をぬぐうなどしておけば、そこまで相手に不快な思いをさせることもないんだと気持ちを大きく持つことも大切です。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。