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手汗のせいでスマートフォンがうまく認識しない・・・。
文字を打つときやゲームをするとき、マンガアプリのページをめくる時などは都度指を拭けばいいだけだけど、急に電話がかかってきたときには出られなくて困った・・・。

携帯電話の時にはなかった悩みが、タッチパネル式のスマホになって表れてきましたよね。
そんな悩みを抱えている方は手汗自体を見直すか、スマホの使い方を変えるという方法で改善していくことが可能です。

手汗が出る原因と改善方法、またスマホを快適に使う対策方法についてまとめました。

手汗が日常的に出る際に見直したい点

人間はそもそも汗をかく生き物です。
汗には暑いときにかく温熱性発汗、緊張した時にかく精神性発汗、辛い物を食べたときにかく味覚性発汗というものがあり、どれも正常な生理現象です。

暑いときに汗をかけなければ最悪死に至ることがありますし、まったく汗をかけなくなれば手のひらはガサガサになり荒れてしまいます。
運転中などの緊張する場面においては適度な手汗が滑り止めにもなってくれますね。
そのため、然るべき時にかく汗と言うのは必要なことだといえるわけです。

ですが、もし暑くもない、緊張もしていない、辛い物も食べていないという状況において日常的に手のひらや足の裏、額などに汗が出ているのであれば、多汗症である可能性が疑われます。

手汗が出る要因と改善方法

多汗症はいまだに原因不明の症状で、手のひらや脇の下といった部分に大量に汗をかいてしまうものです。
ただ、原因不明といっても汗がでるプロセスに違いがあるわけではありません。

汗は自律神経がコントロールしており、自律神経のバランスが何らかの原因によって乱れてしまうと、ちょっとした体温の変化や精神状態の変化に体が過剰に反応し、汗腺から汗を分泌するように命令してしまうわけです。

これを防ぐためには自律神経のバランスを整えてやることが必要です。

自律神経は食生活や睡眠、運動といった生活習慣の改善によってバランスを整えていくことが可能。
偏りのない食事をする、早寝早起きを心がける、定期的に運動をするといったところですね。

ただ、こういった生活習慣の改善によって自律神経を整え、発汗量を正常にしていくというのは一朝一夕で叶うものではありません。
何か月も続けてようやく改善されるものです。

そこで、生活習慣の改善は行いつつ、今すぐ簡単にできる方法でスマホをストレスなく操作できることが必要ですね。

そもそもスマホのタッチパネルはどういう仕組なのか

ではなぜ指先の手汗が酷いとスマホがうまく反応してくれないのでしょうか。
その関係性はスマホのタッチパネルの仕組みを知ると見えてきます。

一般的にタッチパネルにはタッチを感知するためのいくつかの方式があります。
スマホに採用されているのは圧力を感知する方式と電流を感知する方式(静電容量方式)のいずれか。
近年は後者の方を用いるのが主流です。

手のひらに流れる微弱な電流を感知し、タッチされている場所をスマホ側で特定できるという方式です。

手汗も「水」なので、電流を伝えてしまう役割があります。
それによって意図しないタッチの感知が発生し、誤操作をしたり動作を受け付けなくなってしまったりするのです。

ただ、比較的最近のスマホは軽い手汗なら正常にタッチを拾ってくれるため、スマホを新しいものに変えるということで改善する可能性もあります。

手汗でスマホが使いにくい時の対処方法

手汗が原因でスマホが使いにくいという人向けの解決法を紹介します。

エッセンシャルオイル(アロマ)

手汗が噴き出す原因は自律神経の中でも活動的な交感神経が活発になっている状態にあるため、リラックスする時に働く副交感神経が優位になっていれば理論上手汗は抑えられます。
そこで、副交感神経を刺激する香りのするアロマを使うという方法もあります。

アロマと聞くと、やや女性用な気がしてしまいますが、男性が使ってもおかしいということはありません。

香りを嗅ぐだけでも十分ですが、手のひらに塗ってもいいでしょう。
ただし、スマホの画面に直接つけるのはNGです。

タッチペン

100均でも買える静電容量式の携帯用タッチペンを使えば、いくら手が濡れていたところで問題ありません。
ビチョビチョだったとしても使えます。

原理は手の静電気を導電性のあるペン先に伝えて、ペン先がタッチする際に電流の感知をするというものになっているんですね。
そのため、普通のペンにアルミホイルを巻いただけでも応用が可能です。

また、指先に付けるスマホ用の指サックも存在するので、用途に合わせて使い分けたいところです。

強化ガラスフィルム・画面保護シール

スマホの画面に液晶保護フィルムを貼ることでも、ある程度の手汗から誤作動を防ぐことが可能になります。
特に強化ガラスフィルムタイプの保護シートなど厚みが厚いほど効果が高いです。

スマホ用の防水ケースなどでケースの上から操作をすることが可能なことからも画面フィルムの効果が実証できますね。

衝撃用フィルムを用いれば、スマホの画面を衝撃から守ることもできるため一石二鳥です。
光沢タイプ、アンチグレアタイプなどいろいろあるので自分にあったものを選ぶようにしましょう。

ETS手術などの治療法

手汗を根本から治す裏技的な方法として、ETS手術というものがあります。
これは手のひらに伝わる交感神経を遮断することで、物理的に汗の分泌をできないようにするという方法です。

近年はすべての交感神経を遮断せず、ある程度残しておくことで「手汗の量を減らす」方向にシフトしていますが、以前は手のひらから全く汗が出ないようにする手術が主流で、その後遺症に悩まされる人が多かったのも事実です。

手のひらから汗がでないということは常に手が乾燥している状態であり、ハンドクリームが欠かせません。
実は手のひらもある程度の保湿は必要なんですね。

また、手のひらからでなくなった汗を体の他の部分で出すようにする代償性発汗に悩まされるということがほぼ100%起きる点にも注意です。

手術以外にもボトックス注射や抗コリン薬、イオンフォトレーシスといった治療法もありますが、いずれもハードルが高いです。

制汗剤

最善策は家でも簡単にできる手汗用制汗剤を使う方法です。
手のひらに塗り込むだけで汗を止めてくれるので、スマホの操作はもちろんのこと、今まで手汗で悩んでいた他のことが気にならなくなります。
例えばスマホの画面は上記の方法で解決できたとしても、指紋認証は実際に指先の汗が止まらないことには使えません。

ワキ用の制汗剤では効果が異なりますし、ベビーパウダーなども一時期的な吸水効果があっても汗をとめてくれることはないため、手汗専用の制汗剤を使うのがおすすめです。

手術のように後遺症に悩まされることもありませんし、辞めたくなった時にはいつでも辞められるメリットもあります。
また、価格も比較的安価な商品なので費用も抑えられます。

界面活性剤を含まないパウダータイプのファリネや、ハンドクリームのように使い勝手の良いクリームタイプのコルクルなどが人気です。

問題は手汗レベルがあまりにもひどい人(手のひらから常に汗がしたたり落ちるレベル)には効果が薄いという点ですね。
ただし、制汗剤との相性が良い場合には大きく改善するので試してみる価値ありです。

もし手汗に悩んでいたらオススメしたい制汗剤3選

手汗に悩んでいるものの、どの制汗剤にしたらいいのか悩んでいる方は、とりあえず以下3つの制汗剤を参考にしてみてください。
それぞれ配合されている成分と商品のタイプが違うので自分の手汗レベルや使うシーンに適したアイテムを選ぶようにしましょう。
制汗剤は手術などとは違い、比較的簡単に手汗の悩みから解放されるためおすすめです。

強い制汗作用が欲しい人向け「デトランスα」

手汗に強い制汗効果を表す、塩化アルミニウムを配合したデンマーク製のローションタイプの手汗用制汗剤です。
塩化アルミニウムは強い効果がある反面、肌荒れなどの副作用が起こる可能性も高いため、日本人向きではないという声も。

公式サイトからの購入で初回分が多少安価に購入することができますが、2回目以降は通常価格での購入となり、並行輸入品ということもあって高額になります。

それでも、肌に負担がかかったとしても強い効果を期待したいという方にはオススメの商品と言えます。

初めて制汗剤を使う人向け「CORKL(コルクル)」

手汗に悩んでいる人のための化粧クリームです。
リニューアルをして肌に対してのやさしさを追求した化粧品になりました。

肌への刺激が少ないように使用成分を厳選、サラサラの肌触りを体感できるように作られているため初めて制汗剤を使う人にオススメです。
(肌への優しさを最優先にしているため消臭成分などは撤去されています)

現在はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングでの販売になっています。

気になる時に手汗を止めたい人向け「farine(ファリネ)」

パウダータイプの手汗用制汗剤です。
ネット通販系の制汗剤においてはかなり知名度が高い商品といえます。

有効成分ACHが手のひらの汗腺を塞ぐことで手汗を止めることができるというもの。
パウダータイプなのでベビーパウダーのように使うことが可能です。

効果は1~2時間と短いため、一日のうちで手汗が気になるシーンの直前に使用するぐらいがちょうどいい方にはオススメです。
公式サイトからの購入で30日間の返金保証が得られるメリットがあります。